コレステロールを下げるサプリメント
健康診断の際に血液検査を行うと、コレステロール値を知ることができます。
コレステロールには善玉コレステロールと、悪玉コレステロールがあり、
その合計値が総コレステロールと呼ばれています。脂質異常症とは、善玉コレステロールが
少なすぎる場合や、悪玉コレステロールが多すぎる場合に診断される症例であり、
冠動脈疾患が起きやすくなるという、生活習慣病の一つです。健康診断を受けた時に
悪玉コレステロール値が危険領域に入っている場合には、医師の診断で治療薬を
服用する必要が生じます。
コレステロールは日々の食事内容や運動習慣、生活習慣などで変動しますので、
正常範囲にあっても油断せずに食事に気を使ったほうがいいでしょう。
サンマやイワシなどの魚油に含まれている成分はコレステロールの調整機能が
ありますが、食事では補給しづらい成分です。
そのため、コレステロールを調整するために、魚油に含まれるDHAやEPAを
サプリメントで継続的に摂取するという方法があります。
血中のコレステロールが多いと、血液がドロドロの状態になります。
脂質異常症の改善にはドロドロの血液をさらさらにする必要があり、そのために
DHAやEPAサプリメントを使うわけです。
いま現在はコレステロール値が正常範囲内の人でも、
中高年になれば、値が高くなってくる人も少なくありません。
早いうちからDHAやEPAのサプリメントを摂取して身体のコンディションを
整えるのも有効です。
健康診断で用検査の指摘をされるまでコレステロールの異常に気づかないことが
多い原因として、自覚症状の乏しさがあります。
気づいたらコレステロールの値がオーバーしていたということがないように、
サプリメントを上手に使いましょう。
悪玉コレステロールにいいサプリ
ストレスの蓄積や喫煙の習慣、野菜の少ない食習慣や体を動かす機会が減っていることが
悪玉コレステロール増加の背景にあります。
悪玉コレステロールにいいサプリメントとはどんなものでしょう。普段の生活態度や
食事内容をチェックすることも、サプリメントの使用と同様に悪玉コレステロール対策に
求められます。
サプリメントを用いつつ、体にいい食事や生活、運動といった日々の取り組みを
継続することが、悪玉コレステロール対策では重要な役割を持ってるのです。
アメリカの調査では総コレステロール値が180を超えたところから、心臓病にかかる
率が高くなるという報告があります。
コレステロールの高い体は心臓病になりやすいということは、広く知られています。
悪玉コレステロール対策のサプリメントはいろいろな種類があります。
紅麹菌はコレステロール値を下げる働きがあります。
紅麹菌はその名の通り鮮やかな紅の麹で、普通の麹と同様に、酒の醸造などに
使用されています。
紅麹菌は悪玉コレステロールにいいだけでなく、精神緩和効果のある成分としても
用いられています。
DHAサプリメントは悪玉コレステロール対策の他にも、脂肪燃焼を促進する
効果があるとして利用されています。
イワシやサンマなどの魚に含まれているDHAですが、サプリメントという形なら
魚が食べられない人でも取り入れることができます。
大豆に存在する成分として知られている大豆イソフラボンは、女性ホルモンに
近い働きをすると言われています。
悪玉コレステロール対策だけでなく、更年期障害を軽くしたり、乳がんを防いだりする
効果があるといわれていますので、サプリメントとしても人気があります。